先日、叔母からうちの息子へプレゼントしていただいた本がナイスすぎて思わずレビュー。
息子がどハマりしてる本、それは「ちきゅうがウンチだらけにならないわけ」です。
題名を聞いただけだと「なにそれシュール」って思いませんか?
しかしこの本!あなどることなかれ。
実は幼稚園くらいのこども達が興味津々のたくさんの動物とそのウンチについて考えさせてくれる自然科学の絵本なのです!
地上に落ちているウンチはどうなるの?素朴な疑問から始まる自然の学び
ちきゅうがウンチだらけにならないわけ (福音館の科学シリーズ)
(内容紹介)
生き物はみんなウンチをします。ゾウもウサギもカラスもトカゲも、そしてあなたもわたしも……。
地球の生き物がみんなでウンチをし続けたら、地球はウンチだらけになってしまうのではないか? 本書はそんな疑問に答えます。学校で食物連鎖、つまり食べ物を通した自然の循環は習いますが、ウンチだって大切な自然の役割を担って循環しているんです。
くさい、きたないといわれて遠ざけられがちなウンチですが、自然界ではとっても役に立っているということを知れば、明日から新たな気持ちでウンチと接することができます。近くて遠いウンチについてお子様と一緒に考えてみませんか。
内容は40ページ。
主人公の犬が落ちているウンチをきっかけに他の動物のウンチの大きさ、形や役割について考え、教えてくれるといった内容です。
ウンチが大好きなうちの子は動物がウンチをしている絵を見てゲラゲラ笑いながらも興味をもって聞いてくれました。
生態の違う動物がどうやってウンチをするのか。どんなウンチをするのか。
ウンチが植物や小さな生き物の餌になったり、植物の種を運ぶ役にたったり。
笑いの対象でしかなかっただけのウンチが役に立つことを知って感動したようです。
本を読みながら、ウンチだけじゃなくて生態の違う動物の食べ物について、なぜこんなウンチが出るのか、どうやってたべるのかたくさん質問をしてくれます。
絵が程よくリアルに描かれていて綺麗なので図鑑のようにひとりで眺めていることもあります。
全部で200種類ほどの虫や動物が出てくるのですが、名前が小さく書かれてるので手持ちの分厚い動物図鑑で出てきた動物をこどもと一緒に調べるといった使い方もできて、読んだ先の学びが広がる良本です。
この本をプレゼントしてくれた叔母のセンス、素晴らしすぎます。
小学生で学ぶ食物連鎖が勉強になる前からぐっと身近に感じられる絵本。
この時期に出会えたことに感謝します。